2-1.アプリケーションナビゲーションのソリューションから、ソリューション一覧画面を表示します。第1回で作成した「Sitemap_Edit」を選択します。グリッドツールバーの「エクスポート」をクリックします。
2-2.「カスタムの公開」画面が表示されます。「次へ」をクリックします。
2-3.「不足しているコンポーネント」画面が表示されます。警告メッセージを無視して、「次へ」をクリックします。
2-4.「システム設定のエクスポート(詳細)」画面が表示されます。「自動付番」などを選択できますが、選択しないままで「次へ」をクリックします。
2-5.「パッケージの種類」画面では、「アンマネージド」を選択して、「エクスポート」をクリックします。
「Sitemap_Edit_1_0_0_0.zip」という圧縮ファイルをダウンロードして、エクスポートが完了です。
3.エクスポートされたソリューションを修成する
3-1.ソリューションファイルを管理する小技
ダウンロードした「Sitemap_Edit_1_0_0_0.zip」に、次の三つのファイルが含まれます。
・[Content_Types].xml
・customizations.xml
・solution.xml
サイトマップの編集は2番目の「customizations.xml」だけ使います。
編集し終わった「customizations.xml」は他の二つのファイルと一緒に、zip形式で圧縮してアップロードすることになります。
実際の作業の中、私は次の要領で、ソリューションファイルを扱っています。
・日付で命名するフォルダを作成します。その日ダウンロードしたソリューションをいれます。
・ダウンロードしたソリューションをコピーし、名前を「upload.zip」に変更します。
・zipフォルダーにあるファイルを編集できないので、「upload.zip」の「customizations.xml」を日付で命名したフォルダーにコピーします。
・日付で命名したフォルダーは圧縮してないので、ここで「customizations.xml」を編集します。
・編集し終わった「customizations.xml」を「upload.zip」に戻します。
・「upload.zip」をアップロードします。
3-2.「customizations.xml」を編集する
サイトマップのカスタマイズはcustomizations.xmlファイルのSitemap要素以下を編集することになります。
図1は画面とサイトマップ要素の関連を示しています。
・①と①’:アプリケーション領域とarea
・②と②’:グループとgroup
・③と③’:アプリケーションナビゲーションとsubarea
![]() |
図1:画面とサイトマップ要素の関連図 |
画面のアプリケーション領域、グループ、アブエリアは、xmlファイルのarea、group、subarea要素と同じ順番になっています。また、要素の英語名をヒントに、どの要素が画面のどこと関連しているのかを推測できます。
Sitemap各要素および属性の定義は下記ページをご参照ください。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/gg334430.aspx
Sitemap各要素および属性の定義は下記ページをご参照ください。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/gg334430.aspx
3-3.アプリケーションナビゲーションの「取引先企業」を「取引先」に名前を変えてみます。
画面の表示順を参考に、sitemap要素の2番目のarea子要素を開いて、areaの2番目のgroup子要素をひらきます。さらに、groupの一番目のsubarea子要素を開きます。
このsubareaに、Title属性を追加し、値は「取引先」と設定します。
以下ソースコードの青色の太字は今回追加した属性です。
<Area Id = "Workplace" ResourceId = "Area_Workplace" DescriptionResourceId = "Workplace_Description" Icon = "/_imgs/workplace_24x24.gif" ShowGroups="true">
<Group Id = "MyWork" ResourceId = "Group_MyWork" DescriptionResourceId = "My_Work_Description">
<SubArea Id = "nav_personalwall" Icon = "$webresource:msdyn_/Images/Wall_16.png"
・・・・省略
<Group Id = "Customers" ResourceId = "Group_Customers" DescriptionResourceId = "Customers_Description">
<SubArea Id = "nav_accts" DescriptionResourceId = "Account_SubArea_Description" Entity = "account" GetStartedPanePath = "Accounts_Web_User_Visor.html" GetStartedPanePathAdmin = "Accounts_Web_Admin_Visor.html" GetStartedPanePathOutlook = "Accounts_Outlook_User_Visor.html" GetStartedPanePathAdminOutlook = "Accounts_Outlook_Admin_Visor.html" Title = "取引先"/>
4.修成されたソリューションをインポートします。
4-1.アプリケーション領域の設定から、ソリューション一覧画面を表示し、グリッドツールバーのインポートをクリックします。
4-2.ソリューションパッケージの選択画面が表示されます。先ほど準備した「upload.zip」を設定して、次へ進みます。
4-3.ソリューション情報画面が表示されます。xmlファイルの設定が間違っていれば、エラーメッセージが表示されます。エラーを直して、ここまでの手順をもう一度実行します。xmlファイルの設定に問題がなければ、「次へ」ボタンはクリック可能状態になるので、次へ進みます。
4-4.インポートするソリューション画面が表示されます。ファイルの設定がシステムの中で整合性が取れているかどうかがこのステップでチェックされます。整合性に問題があったら、画面にエラーが表示されます。問題なければ、「すべてのカスタマイズの公開」ボタンがクリック可能状態になります。
5.カスタマイズを公開します。
ソリューションのインポートウィザードの最後の画面で、カスタマイズを公開します。
カスタマイズを正常に公開できたら、画面をリフレッシュして、「取引先企業」が「取引先」になっていことを確認できます。
<Area Id = "Workplace" ResourceId = "Area_Workplace" DescriptionResourceId = "Workplace_Description" Icon = "/_imgs/workplace_24x24.gif" ShowGroups="true">
<Group Id = "MyWork" ResourceId = "Group_MyWork" DescriptionResourceId = "My_Work_Description">
<SubArea Id = "nav_personalwall" Icon = "$webresource:msdyn_/Images/Wall_16.png"
・・・・省略
<Group Id = "Customers" ResourceId = "Group_Customers" DescriptionResourceId = "Customers_Description">
<SubArea Id = "nav_accts" DescriptionResourceId = "Account_SubArea_Description" Entity = "account" GetStartedPanePath = "Accounts_Web_User_Visor.html" GetStartedPanePathAdmin = "Accounts_Web_Admin_Visor.html" GetStartedPanePathOutlook = "Accounts_Outlook_User_Visor.html" GetStartedPanePathAdminOutlook = "Accounts_Outlook_Admin_Visor.html" Title = "取引先"/>
4.修成されたソリューションをインポートします。
4-1.アプリケーション領域の設定から、ソリューション一覧画面を表示し、グリッドツールバーのインポートをクリックします。
4-2.ソリューションパッケージの選択画面が表示されます。先ほど準備した「upload.zip」を設定して、次へ進みます。
4-3.ソリューション情報画面が表示されます。xmlファイルの設定が間違っていれば、エラーメッセージが表示されます。エラーを直して、ここまでの手順をもう一度実行します。xmlファイルの設定に問題がなければ、「次へ」ボタンはクリック可能状態になるので、次へ進みます。
4-4.インポートするソリューション画面が表示されます。ファイルの設定がシステムの中で整合性が取れているかどうかがこのステップでチェックされます。整合性に問題があったら、画面にエラーが表示されます。問題なければ、「すべてのカスタマイズの公開」ボタンがクリック可能状態になります。
5.カスタマイズを公開します。
ソリューションのインポートウィザードの最後の画面で、カスタマイズを公開します。
カスタマイズを正常に公開できたら、画面をリフレッシュして、「取引先企業」が「取引先」になっていことを確認できます。
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